「オンライン秘書として働くのに、将来が不安…」
AIの進化や自動化の話を聞くと、このまま続けて大丈夫なのかと心配になることもありますよね。

単純作業なら、いつかAIに取られそうで怖い…



私も同じことを考えていました。でも実際に仕事を続ける中で、オンライン秘書は人だからこそ求められる場面が多いと実感しています。
この記事では、オンライン秘書に将来性がある理由や、これから選ばれる秘書像について、私の経験を交えてお伝えします。
オンライン秘書に将来性はあるの?
結論から言うと、オンライン秘書には将来性があります。とはいえ、単純作業だけを担う「作業者」のままでは、AIや自動化に置き換えられてしまう可能性が高いのも事実です。
実際に、スケジュール調整や定型メールの返信などは、すでに自動化ツールが普及してきています。
便利なサービスが次々に登場する中で、「言われたことをそのままこなすだけ」の秘書は選ばれにくくなっています。
一方で、オンライン秘書の需要自体は年々増えています。
在宅ワークの広がりや、経営者・個人事業主の外注ニーズの高まりが背景にあります。仕事量が増えても一人では抱えきれない業務を、柔軟にサポートできる人材はこれからますます必要とされるのです。
つまり、AIに代わられる部分は確かにあるものの、「頼れるパートナー」として信頼を築けるオンライン秘書には、大きな将来性があると言えます。
これからオンライン秘書を目指したい方はこちらの記事もチェックしてください。


「作業者」から「頼れるパートナー」へ
オンライン秘書の役割は、ここ数年で大きく変わってきました。
以前は「データ入力」や「スケジュール調整」といった定型業務を代行することが中心でしたが、それだけでは選ばれにくくなっています。
理由はシンプルで、単純作業はAIや自動化ツールに置き換わりやすいからです。
たとえば、カレンダーの自動調整や定型メールの送信は、すでにシステムが担えるようになっています。もし工夫や提案をせずに作業を続けていれば、淘汰されてしまうリスクは高まります。
これから選ばれるのは、「この人に相談したい」「この人がいると安心」と思ってもらえる存在です。
言われたことを正確にこなすだけでなく、状況に応じて提案や工夫を加えられる人こそ、真の意味で「頼れるパートナー」といえます。
オンライン秘書が今後も必要とされるためには、作業者から一歩踏み出し、クライアントに安心感と付加価値を提供できる存在になることが欠かせません。
クライアントとの信頼関係の築き方を深掘りした記事もチェックしてみてください。


具体的にどう意識すれば選ばれる秘書になれるのかをまとめた記事はこちらです。


今、求められるスキル3選
オンライン秘書が「頼れるパートナー」として選ばれるためには、単に仕事をこなすだけでなく、プラスαの価値を提供できることが大切です。
ここでは、私自身の経験から特に重要だと感じているスキルを3つ紹介します。
① ツールに慣れる力
ChatGPTやCanvaなど、便利なツールは年々増えています。
これらを少しでも使いこなせるだけで、業務の幅はぐんと広がります。完璧である必要はありません。私も最初はGoogleカレンダーさえよく分からない状態から始めました。
触れてみること自体が一番の学びになり、慣れていく中で「意外とできるかも」という感覚を掴めます。
私が普段よくつかっているツールの紹介記事はこちらです。


AIに負けないオンライン秘書の考え方を書いた記事もチェックしてみてください。


② マーケティングの視点
経営者や個人事業主にとって「伝わる見せ方」や「集客導線」は常に課題です。そこに少しでもアドバイスできると、秘書としての価値が一気に高まります。
例えば「この資料はもう少し見やすく整えると伝わりやすいですね」や「LINEの導線をこうすると登録率が上がりそうです」といった提案は、小さくても大きな信頼につながります。
③ 信頼を積み重ねるコミュニケーション
どんなにスキルがあっても、人とのやりとりが雑だと、お仕事は続きません。
報連相をこまめに行う、感謝の一言を添える、返信のタイミングを意識するなど、そうした積み重ねが信頼を生みます。
オンラインでのやり取りが中心だからこそ、丁寧なコミュニケーションは最大の武器になります。
これら3つのスキルは、すべて一度に完璧に身につける必要はありません。得意なことから少しずつ広げていくだけで、着実に「選ばれる秘書」へと成長できます。
不安を乗り越える実践の一歩
「ツールもマーケティングも苦手…」と感じる人も多いと思います。でも安心してください。
最初からすべてを完璧にこなす必要はありません。私自身も、最初はできないことだらけで不安ばかりでした。
大切なのは、小さな一歩を踏み出すことです。
たとえば、
・Canvaでバナーを1枚作ってみる
・ChatGPTにInstagramの投稿案を考えてもらう
・報告メールにちょっとした提案を添えてみる
これくらいの小さな実践で十分です。
やってみると「意外とできるかも」と感じられることが増えていきます。
もしうまくいかなかったとしても、その原因を振り返ることが成長につながります。
デザインなら他の人の作品と見比べてみたり、AIなら指示の仕方を変えてみたり、そんな試行錯誤が経験となり、自信を育ててくれます。
不安を完全になくすことは難しいですが、小さな挑戦を積み重ねることで「前に進めている自分」を実感できるはずです。
収入別のオンライン秘書の仕事について書いた記事もチェックしてみてください。


まとめ:オンライン秘書は将来性のある仕事
オンライン秘書には将来性があります。
ただし、単純な作業代行にとどまってしまうと、AIや自動化に置き換えられる可能性が高いのも事実です。これから求められるのは「頼れるパートナー」として、安心感と付加価値を提供できる秘書です。
そのために必要なのは、ツールに慣れる力、マーケティングの視点、そして信頼を積み重ねるコミュニケーション。この3つを少しずつ実践していくことで、「この人にお願いしたい」と思ってもらえる存在へ近づけます。
不安を感じるのは当然のことです。で
も、小さな一歩を積み重ねれば、必ず未来につながっていきます。あなたの強みはAIには真似できません。
自分らしい価値を磨きながら、オンライン秘書としての道を安心して進んでいきましょう。

