SNSやネット広告でよく見かける「オンライン秘書」という働き方。
「月収100万円」「未経験でもスキマ時間でOK」など、魅力的な言葉が並びますが、正直ちょっと怪しい…そう感じる方も多いのではないでしょうか。

本当にそんなに稼げるの?怪しい仕事なんじゃないの…?



始める前は不安だったけど、実際はちゃんとした仕事でした。
この記事では、私自身の4年間の経験をもとに、
・「怪しい」と言われる理由
・実際に働く人のリアルな声
・安心して始めるためのポイント
・収入の目安や向いている人
について、わかりやすくお伝えします。
オンライン秘書とは?怪しいと言われる前に知っておきたい基本
オンライン秘書とは、企業や個人事業主の業務をリモートでサポートする在宅ワークの一種です。
・スケジュール調整
・メール対応
・請求書の作成
・SNSの投稿管理
・Zoom会議の準備や議事録作成
など、多岐にわたります。パソコン1台とインターネット環境があれば、場所を選ばずに働けるのが大きな特徴です。
特に、育児や家事と両立したい主婦層や、副業をしたい会社員にとっては柔軟に取り組める働き方として注目されています。
たとえば、私自身も1日4〜6時間ほど、クライアントごとに業務を分担しながら対応しています。
ある企業ではメール対応や電話対応を、別の企業とは記事執筆を担当。自分の得意分野を活かせる案件を選べるのも魅力です。
つまりオンライン秘書とは、「いつでも・どこでも働ける現代型の秘書業務」と言えます。正しく理解すれば、決して怪しい仕事ではなく、実需のある堅実な在宅ワークだとわかります。
オンライン秘書が「怪しい」と言われる理由
オンライン秘書という仕事自体は健全な在宅ワークですが、残念ながら「怪しい」と言われてしまう背景があります。主な理由は以下の3つです。
誇大広告の存在
SNSやネット広告では、
- 「未経験でもすぐに月収100万円!」
- 「スマホだけで誰でも簡単」
といった、実態とかけ離れたキャッチコピーが目立ちます‥‥。
こうした情報だけを目にすると、怪しいビジネスに見えてしまうのも無理はありません。
高額な講座や商材への誘導
「仕事を紹介します」とLINE登録を促し、最終的には数十万円の講座や投資案件に誘導されるケースもあります。
また「この教材を買えば誰でも稼げる」といった商材販売も散見されますが、中身は無料で得られる情報を寄せ集めた程度であることも少なくありません。
認知度の低さ
オンライン秘書という働き方はまだ新しく、周囲に実際の事例を知っている人が少ないのも事実です。
そのため「本当に仕事として成り立つの?」と疑念を持たれやすいのです。
まとめると、オンライン秘書が「怪しい」と言われるのは仕事そのものではありません。
原因は、誇大広告や怪しいビジネスへの誘導にあります。
実際の仕事内容は、依頼主をサポートする堅実な業務です。
オンライン秘書のリアルな声
オンライン秘書は「怪しい」と言われることもありますが、実際に働いている人の声を見ればその印象は変わります。
子育てと両立しながら働く人や、未経験から挑戦して自信を得た人など、リアルな声がSNSでも数多く発信されています。
子育てとの両立を叶えた声
未経験から自信を持てるようになった声
周囲に理解されにくいと感じる声
こうした声を見てもわかるように、オンライン秘書は決して怪しい仕事ではなく、ライフスタイルに合わせて堅実に続けられる働き方です。
私自身も最初は「本当に仕事になるのかな?」と不安に感じていました。
ですが実際に請求書の作成やスケジュール管理、Zoom会議の準備など、クライアントに必要とされる業務を続けるうちに長期契約も増えました。
オンライン秘書は、決して怪しい仕事ではなく「信頼を積み重ねることで広がっていく堅実な働き方」だと実感しています。
私の実体験
オンライン秘書を始めた当初、私の周囲からは「それって本当に仕事なの?」「怪しいビジネスじゃないの?」といった声が少なくありませんでした。
正直、自分でも不安に感じたことがあったのは事実です。
しかし、実際にやってみると、業務は至って真面目な内容ばかり。
クライアントのスケジュール管理や請求書の作成、Zoom会議の準備、SNSの投稿スケジュール調整など、いずれも業務のサポートに不可欠なものでした。
依頼に丁寧に対応する中で「次もお願いできますか?」とリピートをいただけるようになり、信頼関係も少しずつ築かれていきました。
あるクライアントからは「ぽぽさんは安定感があり安心してお願いできる。ここまできちんと対応してくれた人はいなかった」と言ってもらえたときは、本当に嬉しかったです。
そこから別の案件を紹介いただいたこともあり、地道な積み重ねが仕事の幅を広げてくれました。
つまり、「怪しい」と見られてしまうのは、まだまだこの働き方が一般的に知られていないから。
でも実際には、誠実に仕事に取り組めば評価される仕事です。
4年間続けてきた中で多くの信頼関係を築いてきたからこそ、「オンライン秘書は怪しくない」と胸を張って言えます。
オンライン秘書は安全?安心して始めるためのチェックリスト
オンライン秘書の仕事自体は健全ですが、安心して続けるには準備が大切です。
特に「契約内容」「業務範囲」「報酬の取り決め」が曖昧なままだと、誤解やトラブルにつながる可能性があります。
私も初期の頃に契約書を交わさず仕事を始めてしまい、認識のズレで困った経験がありました。
それ以来、次のポイントを意識しています。
安全に働くためのチェックリスト
- 契約書を必ず交わす
- 業務範囲を文書で明確にする
- 報酬と支払いサイクルを事前に合意する
- チャットやメールのやり取りを残しておく
- クラウドソーシングでは発注者の評価や認証を確認する
これらを意識するだけでも、安心して仕事に取り組めるようになります。
信頼はもちろん大切ですが、同時に「自分を守るための準備」も欠かせません。
オンライン秘書で本当に稼げる?収入の目安
「オンライン秘書でどのくらい稼げるのか」気になる方も多いと思います。
結論から言えば、月5万円程度なら現実的な目標です。
一方で「月100万円」といった広告は誇大表現が多く、実際には高度な業務を担う一部の人に限られます。
私自身も最初は単発案件が中心で、安定した収入を得られるまでには時間がかかりました。
それでも継続案件を積み重ねていくことで、少しずつ報酬は伸びていきました。
収入別のリアルな働き方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。


オンライン秘書に必要なマインドセット
オンライン秘書として長く安定して働くには、スキル以上に「考え方=マインドセット」が大切です。
スキルは仕事を通じて伸ばしていけますが、土台となるマインドがなければ続きません。
私自身も試行錯誤の連続でしたが、次のような意識を持ち続けることで仕事を広げられました。
・失敗を恐れずに行動する力
・クライアントのビジネスに貢献する姿勢
・長期的な視点で信頼を積み上げる意識
オンライン秘書の仕事は、作業スキルだけで評価されるわけではありません。
クライアントの期待以上の価値を提供できるかどうかが、長く続けられる秘訣です。
まとめ|オンライン秘書は怪しい?安心して始めるために
「オンライン秘書って怪しいのでは?」と不安に感じる方は少なくありません。
確かにSNSや広告には誇大な表現や高額講座への勧誘もあり、注意が必要です。しかし、仕事そのものは依頼主を支える堅実な在宅ワークです。
大切なのは、正しい情報をもとに準備を整え、安心できる環境で始めること。
契約や報酬の取り決めを明確にし、信頼できるクライアントと出会えれば、長く続けられる働き方になります。
まずはクラウドソーシングで小さな案件から挑戦するのも良いスタートです。
一歩ずつ実績を積み上げることで、不安は自信に変わっていきます。

